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初競り。マグロがなぜこんな高値がつくのか!?

今朝のテレビ番組でマグロの初競りが話題になっていました。

毎年5日に東京の築地市場で行われる初競ですが、

3年前には1億5540万円(1キロあたり70万円)の値が付き話題になりました。

マグロの初競りは新年の景気を占う意味でもマスコミに取り上げらる程

注目を集める競りです。

マグロの初競りといえば、寿司チェーン店「すしざんまい」を

経営する株式会社喜代村の木村清社長がよくテレビで特集を組まれています。

そもそもなぜ初競りでは高値で落札されるのでしょうか?

原因の一つにマグロはヘルシーだと世界的に消費量が増えてしまい

天然のマグロが乱獲により絶滅危惧種のレッドリストに登録されるぐらい

数が減ってしまい、養殖マグロと較べて味が格段に差がある

天然のマグロの価値が上がったためです。

特に大間産の天然マグロは自然の海の中を

高速で泳ぐため身が締まっていて、いけすの中を泳ぐだけの

養殖マグロとは身の締まり方が全然違うため、食べ終えた後も

後味がスッキリしているそうです。

そういった理由で稀少価値のある大間産の天然マグロは市場で高値で取引されるそうです。

また、初競りは、大抵、「ご祝儀相場」と言って、高値が付くもののようです。

但し、1億円越えは行き過ぎの気がします・・・

ここ数年のマグロの初競り価格

ちなみに過去4年間の築地市場でのマグロの初競りの落札金額ですが

・2012年  5,649万円(1キロあたり21万円)

・2013年  1億5540万円(1キロあたり70万円)

・2014年  736万円(1キロあたり3万2000円)

・2015年  451万円(1キロあたり2万5000円)

過去4年間は「すしざんまい」の木村社長が全て競り落としています。

今年の初競りのマグロ最高落札価格は?

2016年のマグロの初競りの最高落札価格は、「1400万円(1キロあたり7万円)」でした。

重さは200キロで昨年の2.8倍だった。

落札者は5年連続となる、「すしざんまい」の木村社長でした。

ここまでくると記録更新のムードが高くなりますね。

落札されたマグロは、午後から店で提供されるそうです。

一生に一度は食べてみたいですね。

夢のマグロ業!?

みなさまもテレビ番組で見たことがあるかもしれませんが

なかなか大間産の天然マグロは獲れないみたいですね。

僕もテレビ番組で大間のマグロの一本釣りを見たことが有りますが

漁師さんが寒い冬のシーズンに1本か2本くらいしか獲れなくて

運良くマグロを釣り上げた時は、すごい迫力ですよね。

漁師さんには天然マグロが1本釣れると落札価格の

約80%以上が漁師さんの収入になるそうです。

まさに宝くじに当たった気分!?

 

最後まで読んで頂きまして有難うございました。