光熱費を削減するテクニック(住宅編)

大きな固定費を徹底的にチェック②

次は、家・車・税金についてチェックしていきましょう。

まず家ですね。

マイホーム購入派か賃貸派か?

マイホーム購入派の場合、建て売りもありますが、

だいたいの人は土地を買い

自分好みの家を建てますよね。

一生この家で過ごすんだなあと嬉しいものです。

しかし、現実は毎月の家のローンを、

何十年も払い続けなければなりません。

自然災害の多いこの世の中なので、

火災や地震に備えて保険にも

入らなければなりません。

それでも賃貸で借りてる家賃を

毎月払っていく位なら、

マイホームを購入して家のローンに回そう

と考える人は多いことでしょう。

確かに家は財産になります。

いつかは売ることだってできるし、

転勤などで引っ越しをしなければ

ならなくなったときは、

賃貸として貸し出し家賃収入を

得ることもできます。

しかし、劣化等で壊れたり

不具合が生じた場合は、

貸出人である家主がすべての修繕費を

負担しなければなりません。

このように貸し出す場合も

多少の負担は覚悟の上で

契約をする必要があるのです。

戸建ても住み始めて10年くらい経つと

いろいろな所に不具合が生じてきます。

コンロや食洗器など購入時に設置した設備は

劣化して使えなくなったり、

水道のパッキンが傷んで水漏れして

本体自体を替えなくてはならない状況になったり、

外壁の塗装が必要になったりと

何かと修繕費がかかってくるものです。

外壁の塗装は安くても

80万円~100万以上かかるといわれています。

その上、家を売ることになった場合も、

一等地ならすぐに売れる可能性がありますが、

一等地でない場合はなかなか売れないものです。

買い手がなかなか見つからないのです。

たとえ売れたとしても、

購入時よりはるかに安い金額でしか

売れない場合が多く、

長年住んだ家の家屋代はとても安いか

価値のないものとして扱われるケースもあるのが実情です。

そのため資産価値としては土地代しか、

カウントされないこともあるようです。

しかも、家を所持しているだけで

毎年固定資産税という税金を払う義務があります

土地の広さや家屋の大きさによって違いますが、

家を所持するだけでも賃貸よりも、

だいぶお金の負担がかかっているように

感じますよね。

そして購入マンションは、

ローンとは別で毎月管理費や修繕積立金が

だいたい2~3万円かかります。

管理費は共用部分の電気代や清掃代、

そして管理組合の運営費などで使われています。

修繕積立金とは10~12年に1度、

建物の大規模修繕が行われるので、

そのための積立金といわれています。

しかし、マンションは売る時の土地の資産価値が

落ちやすいともいわれています。

どちらもマイホームを所持でき、

財産となる大きなメリットもありますが、

売る時のリスクが高いのは同じです。

そして、近隣トラブルなどがあった時でも

すぐに引っ越しをしたり、

購入した後に後悔することがあっても、

我慢して住み続けなければならない

デメリットも大きいですね。

住む家を選ぶことは本当に難しい問題です。

自然災害の多い現代、

いつどこで何が起こってもおかしくない時代です。

そう考えると捨て金と思われるかもしれませんが、

賃貸の方が自由度が高く

コストパフォーマンスも良い

のではないでしょうか。

今すでにマイホームを所持している人は、

ローンの組み換えなどで

支出カットができないか考えてみましょう。

初めに組んだローンよりも

安い利率で組み替えられる金融機関も

たくさんあります。

そして、

いつか売ることがあるかもしれないことを想定し、

今自分が住んでいる土地に

どれくらいの資産価値があるのかを

知っておく必要があるのではないでしょうか。

これからマイホームの購入を考えている人は、

基本的に新築を買うことはしてはいけないこと

といわれています。

購入する前の段階で

しっかり考えなくてはならないのが、

リセールバリューという

売るときにどれくらいの価格で売れるのか?

ということです。

新築には

特にいろんな手数料や

コストがのっているため、

購入するときが一番高いといわれています。

選んだ場所や地域のリセールバリューを

しっかり確認した上で、

戸建てやマンションの

メリット、デメリットを調べ、

賃貸と比べてどちらがメリットが高く、

リスクが低いかをしっかりと見極め、

慎重に検討しましょう。

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