2週間で下半身を細くしたいと考えるのであれば、下半身が痩せない理由にしっかりと向き合っていく事が重要になってきます。
下半身が太りやすいと感じる人の場合、骨盤が歪んでいる可能性があります。
体を支える為に欠かせない骨盤が歪んでいると、それだけで下半身の代謝が落ちてしまう事になります。
ですが、骨盤というのは、座る時に足を組む癖がある、バッグを常に同じ肩にかけている等、日常の些細な癖によって歪んでいく事になります。
骨盤が歪んでしまうと、それだけで下半身代謝が落ち、有酸素運動等を行っても、上手く脂肪が燃焼されない状態になってしまいます。
ですから、下半身を細くしたいと考えるのであれば、まず骨盤の状態を確認してみる事が大切です。
骨盤の歪みは、整骨院等に行かなければ確認できない、改善する事が出来ないというイメージを持つ人もいるでしょう。
ですが自宅で手軽にその歪みを確認し、改善していく事は可能です。
歪みがあるかどうかを確認した場合、床にテープ等で目印をつけ、その上で足踏をしていくという方法が有効です。
印をつけた上で、目をつぶり、50回、太ももを高く上げながら足踏をしていきます。
骨盤が歪んでいない人の場合、最初に立っていた位置から殆ど動いていないという状態になる事が殆どですが、骨盤が歪んでいると1m以上、印から離れてしまっている状態になります。
右へ進んでれば骨盤が右にずれている、左であれば左にずれている、前に進んでいれば前にずれている、後ろであれば後ろにずれていると、どの方向に進んでも正常な骨盤の位置からずれているという事になります。
確認をしてみて、骨盤が歪んでしまっている事に気が付いたら、骨盤回しをやっておく事がお勧めです。
これは、最も簡単に骨盤の位置を改善する方法です。
骨盤回しは、足を肩幅程度に開き、腰に手を当てた状態で立ち、そのままフラフープでも回すように腰を回していくという動きをするだけです。
右に一定回数回転させたら、左にも回すという動きを繰り返すだけで、骨盤を正しい位置に戻していく事が出来ます。
道具も何も必要としないので、いつでも手軽に行う事が可能です。
足を組む癖がある、常に同じ肩にバッグをかけている等、骨盤が歪みやすい生活をしている人は、日常的にこの骨盤回しを行うようにしておく事で、骨盤を正しい位置にしておく事が出来ます。
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ただ、下半身のダイエット効果を発揮させたいと考えたら、骨盤の次は、下半身の筋肉をつける事、そして血流やリンパの流れを改善しておく事が重要になってきます。
下半身に溜まった脂肪を燃焼させたいと考えたら、下半身に脂肪を燃焼させる為の筋肉をつけておく事が重要になってきます。
その為には、スクワットを取り入れておく事がお勧めです。
足を肩幅程度に開き、つま先は少し外側に向けておきます。
手は腰に当てた状態で、床と太ももが平行になる位まで、お尻を引くようにゆっくりと腰を落としていきます。
この時、顔は正面を向いていおく、背筋はしっかりと伸ばしておく事が重要になってきます。
そして、太ももと床が平行になれば、少しその姿勢をキープする事を意識して、次はゆっくりと体を戻していきます。
スクワットは回数をこなす方が良いと考える人も少なくありませんが、ゆっくりと体に負荷をかけるように動きを繰り返す方が、より効率的に筋肉を鍛えていく事が出来ます。
そして、回数は、これ以上続ける事が出来ないという状態を意識しておくと、体がもっと筋肉をつける必要があると考えやすい状態を作る事が出来ます。
ですから、スクワットをする時は、ただ行うのではなく、効果や効率を考えて行う事が大切です。
そして筋肉をつけた状態で、有酸素運動を行えば、効率的に下半身の筋肉を燃焼させていく事が出来ます。
下半身が太りやすいと考える人の中には、下半身のむくみ等が原因になっているという人も少なくありません。
この場合、骨盤矯正等の他に、足のマッサージを組み合わせていく事が有効です。
足のマッサージをより効率的に行う為には、まず湯船に浸かり下半身をしっかりと温めた状態を作っておく事が有効です。
そして風呂あがり等、体が温かい状態で、足先から膝裏へ、そして足の内側の膝から太ももの付け根部分へと、脚に溜まった老廃物を流していくように、マッサージを繰り返していく事がお勧めです。
このマッサージは、脚の血流改善にも繋がります。
足の血流が悪いという事は、それだけ脂肪等が燃焼しにくい状態になってしまっています。
ですから、むくみにそれ程悩まされていないという人であっても、入浴後はマッサージをするようにするだけで、脚を細くしていく事が出来ます。
2週間で下半身を細くしたいと考えたら、骨盤を正しい位置に戻す等、痩せやすい状態を作っていく事が有効です。