スポンサーリンク
先日、銀行の担当者とマイナス金利導入による影響について話をしていました。
結論!銀行からすれば、大打撃・・・!!!!だそうです。
今回は、銀行行員との雑談ででた日銀の政策『マイナス金利』について
銀行の立場、我々消費者又は中小企業の立場、最終的には、経済の発展は?
について書いていきます。
そもそも「マイナス金利」とはどういったものなのか?
今回、日本銀行(日銀)の出した政策は、民間の金融機関が日銀に対して預けている
当座預金の金利をマイナスにしますよ。
といった内容になります。
つまり、お金を預けておけば、逆に損をする・・・。
誰も預けようとは思いませんよね。
そこで、民間金融機関は、日銀に預けている当座預金を、他に使おうと考えます。
銀行は、収益を上げる為にどのようにお金を使うのでしょうか?
答えは簡単!貸す・・・融資です。
中小企業で言えば、設備投資。消費者で言えば、住宅ローンなどが、主な内容になります。
中小企業の設備投資の助長・住宅ローンが受けやすくなることで、不動産流通の活性化・・・最終的には、それが経済の活性化につながるのではと日銀は、考えているようです。
本当に『マイナス金利』の導入で経済が活性化するのでしょうか?
はじめ、ニュースを聞いたときには、正直日銀思い切ったな~が正直な感想でした。
どうしても、消費者側から見れば、住宅ローンの金利が下がることで、不動産の購入意欲もわいてくるのではと考えていました。
しかし、銀行行員と話をしていると経済にとっては諸刃の剣だな・・・といった気持ちに変わってきました。
『マイナス金利』によって、もたらされるメリットは、確かに日銀の言うように、民間の金融機関が日銀に預金をするのをやめ、中小企業の設備投資・消費者の住宅ローンの助長につながる可能性は十分あります。
しかし・・・
今でも十分安い住宅ローンの金利が、さらに低金利化・・・銀行は、収益悪化を懸念して中小企業に対し融資を行うリスクがとりづらい。
つまり、低金利のおかげで、儲けが少なくなるプラス倒産時には、大きなマイナスになるかもと危惧してしまうということです。
さらには、低金利化の流れは、私たち消費者が預けている当座預金にも影響が出てきます。
ある銀行では、当座預金の金利を普通預金と同じ金利に改定・・・なんてのもあったようです。
対して儲けが出ないのであれば、いっそタンス預金に・・・といった考え方にもなると言っている経済アナリストもいるようです。
本当に、実体経済が潤えばいいなと思う『マイナス金利』ですが、メリットとデメリットがそれぞれあります。
むしろ、デメリットの方が大きいような気がしてなりません。
最後までお読み頂き有難うございました。
スポンサーリンク