プラセンタという言葉は、この胎盤から成長因子などの栄養素を抽出した胎盤エキスのことを指しています。
最近になってこのプラセンタが、新たに育毛にも効果を発揮することがわかってきました。
プラセンタは育毛にどう作用するの?
結論から言うと、プラセンタの育毛効果は科学的にはまだ解明されていません。
プラセンタは元々、国から認可された肝炎の治療に使われていました。
その後、副次的に美肌作用や疲労回復、更年期障害の治療にも効果があることがわかり、幅広く用いられるようになったのです。
つまり育毛に関してもホルモン分泌作用やホルモンバランスを整える作用が、間接的に育毛効果へ繋がると現時点では考えられています。
また一般的には各種ビタミン剤の投与を同時に行うなど、他の治療と組み合わせた多角的なアプローチによる育毛治療が行われています。
今後の医学的研究による裏付けを待ちながら、今現在行われているプラセンタによる育毛治療について紹介します。
育毛に関するプラセンタの治療とは?
育毛のためのプラセンタは、注射によって行われます。
この場合、使用するのはヒトの胎盤から抽出されたヒト由来プラセンタだけで、注入には2通りの方法があります。
(1)頭皮に直接注入する方法
生命にも深く関わる成分を含有するプラセンタを直接頭皮に注射して、毛母細胞に働きかけ細胞分裂を促します。頭皮の血行が良くなることで老廃物除去がスムーズになるので、さらに毛母細胞が活性化されます。
(2)筋肉または皮下注射する方法
身体全体のホルモンバランスを整えることで、頭皮や毛根の健康を取り戻します。効果の現れは、頭皮に直接注入する方法に比べて緩やかです。
効果が現れるまでの期間について
毛髪が伸びる速さに個人差があるように、効果が現れるまでの期間もまちまちです。
また、年代によっても左右されるようです。
育毛プラセンタ療法のメリットとデメリットとは?
高い効果が期待できるプラセンタですが、リスクもあります。メリット、デメリットの両方を押さえておきましょう。
(1)即効性があるのがメリット
体内に直接プラセンタを注入するため、成分の吸収が早いのがメリットです。
特に、頭皮への注入は必要な成分を必要な場所に、必要なだけ直接注入できるという特徴があります。
(2)女性の薄毛にも効果がある
プロペシアなどの代表的な薄毛治療薬は男性向けに開発された薬であるため、女性は服用できません。
これは、男性ホルモンを押さえる抑える作用があるので、女性が服用すると女性ホルモンが増えて乳がんや子宮頸がんを誘発する可能性があるためです。
ですから男女問わず治療ができるプラセンタの登場は、薄毛に悩む女性の救世主と言えるでしょう。
(3)リスクを完全には否定できないデメリット
先にも説明した通り、プラセンタ注射は長期間にわたって肝炎の治療薬として用いられてきましたが、今のところ感染症などの報告はありません。
しかし感染症を100%否定できないことから、2006年に厚生労働省はプラセンタ注射を一度でも受けた人は献血をしてはならないとの通達を出しています。
このようにプラセンタ治療は効果と同時にリスクも伴いますから、それを理解した上で同意書にサインするようにしましょう。
また育毛目的での治療の場合には健康保険の適用はありませんので、あらかじめ料金の確認をしておくことをオススメします。
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