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口呼吸によるいびきを治す方法

いびきの原因の一つに口呼吸があります。

人間が酸素を体に取り込む時、本来は鼻から息を吸うのですが、風邪をひいて鼻が詰まってしまった時にしていた口呼吸が癖になったり、普段から固い物を食べなくなって口周辺の筋肉が衰えてしまったりすることで、自然と口が開いてきて無意識に口呼吸になってしまいます。

では、口呼吸が原因と考えられるいびきを治すためには、どのような方法があるのでしょうか。

まずは就寝時にテープなどを使って強制的に口を閉じてしまう方法があります。

口呼吸を防止する専用テープも販売されているので、こうしたアイテムを使うと寝ている間でも自然に鼻呼吸ができます。

口周りの筋肉を鍛えておくと、口が閉じやすくなります。

食事の時には食べ物を噛むようにして、筋肉がまんべんなく鍛えられるように左右の歯で噛みましょう。

1日数回ガムを噛むことも筋肉を鍛える運動になります。

しっかり筋肉を鍛えたい時は空のペットボトルを使って簡単にトレーニングができます。

足を肩幅に開いて立ち、息を吐き切ります。次にペットボトルを唇で加えゆっくりと息を吸い込みます。

息が吸いきれなくなったら今度はゆっくりと息を吐いていき、これを3回繰り返します。

舌の筋肉も同時に鍛えられる「あいうべ体操」は、道具を使わないのでどこででもトレーニングできます。

口周りの筋肉を意識しながら大げさに口を動かして、「あいうべ」の順に発音していきます。

「べ」の時には限界まで舌を出して発音しましょう。声を出さなくても運動の効果は変わりません。

口呼吸をしていると、常に口の中が乾燥している状態になるため、唾液が減って殺菌力が低下して虫歯や歯周病になりやすいとされています。

ウィルスに対しての抵抗力も弱まるため風邪をひきやすくなり、細菌の繁殖が増えてくると口臭が強くなってしまいます。

口呼吸の改善はいびきを治す以外にも、口臭の改善や免疫力の向上などにもつながります。




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